「笑顔が、希望が、子どもの声が」あふれ、起業家が育ち、誰もが移り住みたいまちに...
少子高齢化や若者の流出に端を発した、大多数のまちが抱える急激な過疎化も伊佐市やさつま町にとっては一層深刻です。まちの方とお話しをすると、「昔は良かった…、鉄道も走り駅前も賑やかだった、でも廃線になってからはまちもすっかり寂れてしまって残ったのは年寄 だけで…」と寂しそうにぼやかれます。
しかし愚痴をこぼし合っても気持ちが落ち込むだけで何の問題解決にもなりません。ご承知の様に現在の状況(結果)は「昔は良かった…」と言われる時代に、私たちが原因をつくっていたことは「結果と原因の法則」でも教えています。なお、現在の状況を嘆いても取り返しはつきませんが、私たちの考え方や取り組み方でまちや子どもの将来なら確実に変えられます。つまり、今が将来にむけての原因づくりをしているのです。
国も現況に危機感を抱き地方創生に諸策を講じてきましたが歯止めが掛からないのが現状です。そして、このたびは観光庁が主幹のDMOの制度が提唱されたのを機に、伊佐市とさつま町もDMOを取り入れることになりました。※DMOの説明は後に記載。
現在でも私たちのまちには意欲的な人々もグループもたくさんあります。それぞれに頑張っていらっしゃいますが、サービスの方向や商品イメージに統一性がないためにスケールメリットが出せず宣伝や販促などの効率が非常に悪くなっています。これを機にまちの目指す方向やイメージを明確に定め、方向に沿って老若男女問わず数多くの方々の意見やアイデアを集め、話し合いや学ぶ機会を頻繁に設け、ほかに真似のできない未来形の観光や事業 開発など、永続するまちおこしを進めてまいります。
ご承知の通り起業が成功する第一歩は万人がうなずける企業ポリシーを定めること、さらに事業の根幹は人の欲しがる「モノやコト」を提供することで、欲しがる人、必要な人が多いほど事業が繁栄するのは当然のことです。
伊佐市やさつま町が特に優れている資源は何か、私たちは一生懸命考えた結果、最大の特徴(資源)は「住む人のやさしさ」であることに気付きました。今、世界中の誰もが求めているのが「やさしさ」で、一番欠けているのも「やさしさ」です。私たちは、みんなで知恵やアイデアを出し合って「世界一やさしい」と言われるまで、やさしさを磨き上げ「伊佐市&さつま町は世界一やさしいまち」のブランドイメージを確立します。
やさしさは、そこに住む人だけでなく訪れる人たちにとっても最大の魅力です。「世界一やさしいまちはどんなまちだろうか?」と期待を抱いて必ず世界中から人が集まります。人が集まるまちにはたくさんの仕事がうまれます。「世界一やさしいまち」の延長線上に派生する起業やイベントを推し進め、成功に向けて最大限のバックアップをします。「世界一のやさしさ」が必要な人、求める人は国内だけでなく世界中にあふれ、お客様という資源や起業のチャンスが尽きることはありません。
あなたは今まで子どもや孫に「このまちには仕事も未来もない、東京や大阪に出たら」と無意識に言っていませんか?
「仕事がなければ起業すれば良い、そして明るい未来は開けば良いのです」仕事も未来も都会だけのものではありません、むしろこのまちにこそあります。そして今日から「笑顔が、希望が、子どもの声が」あふれ、起業家が育ち、誰もが移り住みたいまちに向けての第一歩(種蒔き)が始まります。
株式会社やさしいまち
代表取締役 坂元 正照
※DMOとはDestination Marketing/Management Organizationの略で、地域全体の観光マネジメントを一本化する、着地型観光のプラットフォーム組織を指す。 欧米では一般的だが、日本では行政、観光業者、地域住民らの立場が分断されている現状がある。
私たちのまちが世界一のやさしさを目指すために「体にやさしいこと・もの」「心にやさしいこと・もの」などで、あなたのアイデアや意見を教えてください。
未来も都会だけのものではありません、むしろこのまちにあります。 そして今日から「笑顔が、希望が、子どもの声が」あふれ、起業家が育ち、 誰もが移り住みたいまちにむけての第一歩(種蒔き)が始まります。
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