やさしいまちでは伊佐市とさつま町が『世界一やさしいまち』を目指していくためのアイデアを募集しています。このページでは、投稿フォームではなく、メールやFAXで直接、やさしいまちに寄せられた「やさしい」アイデアを紹介していきます。
※アイデアを寄せていただいた方とは、直接お会いして、アイデアを膨らませるための意見交換やサポートのご相談もしたいと考えています。ぜひ、連絡先を含めてお知らせいただけると助かります。
◎ アイデア受付専用番号(TEL&FAX)… 0120-85-8341
◎ アイデア受付専用メールアドレス … 8341@yasashiimachi.co.jp
Idea No.r001
(投稿者)山口 裕二様、47歳、居住地域:伊佐市
①リタイヤ組にやさしいまち
現在菱刈の湯の尾温泉は菱刈鉱山からパイプラインで送られてきている。鉱山からお湯と言う事で泉質はあまりよろしくないのが実情である。さらに、そのパイプラインは現在菱刈鉱山が管理しているが、将来鉱石を採掘してしまい菱刈から撤退するとなった場合に管理を伊佐市がしなければならないのではないか。ならば、今のうちに伊佐市と菱刈鉱山、それに湯之尾温泉街の経営者たちが出資する形で湯之尾に第3セクターで配湯会社を立ち上げ、送湯管の維持管理負担を軽減する仕組みを作っておいた方がよくないか。そうして、その配湯会社から分譲地に配湯することで、24時間露天風呂に入れる住宅を現在、都会に住む特にリタイヤ層にアピールすることで、移住・定住を促す。伊佐の冬は雪が降ることも珍しくないので、雪見露天風呂は最高の贅沢である。
②曽木の滝100年計画
現在、秋の紅葉シーズンに曽木の滝公園から滝を見ても、滝の背景が紅葉していないので、写真に残すにはインパクトが弱い。滝全体では季節感に乏しい。・曽木の滝公園の対岸の山すべてをこうようする樹種で植栽していく。そういうビジョンを示すことで伊佐の子供たちの教育のネタとして活用。「今植えた樹が100年後にはこの滝を赤く彩るんだよ」的なストーリー。・紅葉を背景に迫力のある滝の風景は写真としてインパクトがある。・観光客の増加につながるのではないか。
③将来を担う若者にやさしいまち
現在(企画調整課扱いだったと思うが)チーム「ちむどん」が次世代の若者育成プログラムとして運用されている。今後「ちむどん」は「チーム鬼武蔵」(「鬼武蔵」とは地元の英傑新納忠元公を指す言葉であるという)に名称変更するらしいが、その時に
1.大口酒造さんに新ブランド「鬼武蔵」を立ち上げてもらう。
2.題字は井上雄彦氏に書いてもらう。(現在の伊佐錦の題字は海音寺潮五郎書であるが、新ブランド題字を井上雄彦氏に書いてもらうことで新しい人材の台頭を表現する)。
3.伊佐市が中心となって「次世代育成基金」を立ち上げる。
4.新ブランド焼酎「鬼武蔵」売上1本につき、〇円を基金に入れる。
5.伊佐市の有力企業が率先することで、企業のメセナ活動を啓蒙する。
6例えば、次世代育成を応援する企業はその商品等にシールを貼り付けすることで、他の商品との差別化を図る。
7.それらの商品をふるさと納税の返礼品にする。
8.ふるさと納税からも、基金に繰り入れる。(企業と行政が一丸となって次世代を応援)
9.井上雄彦氏のコアなファンがいるので、その層にアピールする。
基金から、次世代育成に繋がるイベント経費、旅費等を支出するようにする。
④起業者にやさしいまち
現在、旧菱刈商店街の場所はほぼ空き店舗・空き家である。そこを安くで借上げ、自分たちで改修する事でコストダウンを図り、何か新しいことをしてみようという若い世代のスールオフィス群をつくる。デザイン事務所・イラストレーター・雑貨・カフェ・美容室・食堂・設計事務所・アクセサリーショップなどなど、小さくて楽しいお店が並ぶことで、おしゃれで面白いまちをつくる。1か所に集まることで、情報を共有でき、またアイデアの交換もできる。
⑤ピアノを習う子たちにやさしいまち
伊佐には「グレンツェンピアノコンクール」を主催している井上増實先生がおられる。市民文化会館を井上増實先生監修で改修、若しくは新しくピアノに特化した音楽堂を建設。
1. 井上増實記念ホールとして、グレンツェンピアノコンクールの全国決勝大会は、このホールで開催する。
2. ピアノを習う比較的金銭に余裕のある家族が伊佐を訪れるチャンス。
3. 質の高い宿泊施設をの需要が高まる。
4. 質の高い音楽を身近に聞けることで、近隣でピアノを習う子供たちに良い刺激となる。将来は、この近隣の町から全国的に活躍するピアニストが輩出されたらうれしい。
⑥お母さん方にやさしいまち
問題点1 若いお母さんが、気軽に立ち寄れるカフェが少ない。
問題点2 菱刈地区の商店街が後継者不足もあり寂れてきている。
菱刈のまごし館前に伊佐市の遊休地があるので、そこに貨物コンテナを改造したショップ群を建設する。何故貨物コンテナか?そこは昔、国鉄山野線菱刈駅跡地であり、そこが駅であったことを彷彿させるシンボルである。コンテナであれば、土地に定着しないので、いざという時の移動が簡単。また、模様替えやショップのレイアウト変更も簡単に出来る。そこで何をするか?カフェやアンテナショップ、米どころ伊佐をアピールするようなおにぎりカフェ等気軽に立ち寄れつつ、伊佐をコマーシャル出来るような環境・施設を整備する。
⑦インバウンドにやさしいまち
インバウンド(海外からの訪日旅行者)が必要としているものは、フリーWi-Fiである。例えば、アイスワールドin伊佐は、今後海外(中国・オーストラリア)からの旅行者を対象に「鹿児島の冬の冷たいイベント」と「鹿児島の温かい温泉」といった、ただの点ではなく、点と点を結んだ線での観光を計画しようとしているが、その時に海外旅行者から求められるのは、フリーWi-Fi環境である。また、インバウンドだけでなく、国内・県内旅行者もフリーWi-Fiがあることでいさしの滞在時間は増えると思われる。滞在時間少しでも長くなるということは、その分伊佐市にお金を落とす機会が増えるということである。
⑧ラーメン博覧会 地元ラーメン店と観光にやさしいまち
伊佐市のラーメン店が一堂に会し、「伊佐のラーメン博覧会」を開催。自分好みの一杯を見つけていただく。次回、伊佐市を訪れる際は観光地とそのラーメンとを目当てにきてもらえるようにする。桜祭りとお気に入りのラーメン・もみじ祭りとお気に入りのラーメン・曽木の滝とお気に入りのラーメン・アイスワールドとお気に入りのラーメン・などなど。